ビタミンCと言ったらレモン。
そんなイメージの方も世の中には多いですよね。
そのため巷のビタミンC含有飲料には
「レモン◯個分のビタミンC配合!」
なんて表示されているものもちらほら。
でも、実は
実際のレモン1個分には
レモン6個分のビタミンCが
含まれている!
って知ってましたか?
えー!どういうこと?!不思議!
とお思いのあなたに
みんながうっかり騙されている
レモン◯個分の表記について
説明したいと思います!
レモン1個分のビタミンCの単位はお菓子会社が決めました
当時、ビタミンCにの認知度は低く
ビタミンCがどれだけ入っているかを
数値で伝えても、誰もピンときませんでした。
そこでお菓子メーカーさんは
一般消費者にわかりやすいように
ビタミンCの量を果物で換算した
新しい表記をすることにしました。
そこで選ばれたのが【レモン】でした!
ということで、当時のお菓子メーカーは
国が使用している食品の基準表に基づいて
計算でレモンのビタミンC量を
計算しました。
レモン1個分の平均的な重さの目安は120g。
そのうち果汁の割合は重量の30%程度である
と定められています。
これを計算すると
通常のレモンには
果汁は36g程度入っている
となります。
さらにビタミンCの量ですが
レモン果汁100gあたり
ビタミンCは50mg
入っていると言われています。
この2つを計算すると
計算上、レモン1個は
0
mg
1レモンのビタミンC量
となります。
ビタミンC20mg=1レモン
まさにビタミンCの
新しい単位が生まれた瞬間です!
レモン1個分のビタミンCは…レモン6個分だ!
ブイシマン、実際のレモンのビタミンCのことが気になって調べてみました!
日本食品成分表を確認したところ
レモン100g中のビタミンCは100㎎
となっていました。
この表記のビタミンC含有量が本当に正しく
通常のレモンが120gだという表記が正しいなら
レモン1個には20mg×6…
つまりレモン6個分のビタミンCが入っている!
ってことになりました!
1個のレモンにすごいたっぷりレモン!
なぜこのように
お菓子会社が作ったビタミンC量と
実際のレモンのビタミンC量に
これほどまでにずれが生じるかというと
日本食品成分表は
レモン果汁だけでなく
レモンの皮も含めた
ビタミンCの含有量をだしているからです。
通常のレモンは
実は皮にビタミンCが多い
というのも覚えておくといいですよ♪