ストレスが体に悪い!ということは
今更いうことではないですが
ストレスがガンに影響を与える
具体的なメカニズムは不明
ということはご存知でしょうか!
それをなんと!
岡山大学の研究チームが
はっきりさせたとのこと!
今日は美容でも予防医療でもなく
病気…特にがんのお話をいたします。
ストレス状態=交感神経イケイケ
そもそもストレスが多い状態というのは
交感神経が優位な状態と同じ意味です。
![](https://nagalife.com/wp-content/uploads/2020/06/無題713.jpg)
現代だとストレスが多い状態は
仕事で忙しいとか
お金が全然ないとか
人間関係に疲れたとか
色んな理由があると思います。
でも原始の時代は
ストレス=血を見る戦い
というのが通常だったので
体は流血前提で準備をし始めます。
流血前提で体を用意!
どうせ交感神経が高まるようなときは
絶対怪我して流血するんだろ?
絶対傷だらけになって細菌がくるから
あらかじめ免疫力を上げておこう!
と体は進化しました。
![](https://nagalife.com/wp-content/uploads/2020/06/無題712.jpg)
ということで
交感神経が優位になると
白血球の一部がすごく増えます。
顆粒球は活性酸素を発生させる
白血球の一部である
顆粒球は体に入ってきた侵入者を
自ら食べてしまいます。
そして体の中で侵入者を倒します。
その時使うのが活性酸素です。
問題は活性酸素の量!
活性酸素自体は
体になくてはならないものなのですが
問題はその量です。
交感神経が優位な状態がずっと続くと
顆粒球がずっと生まれます。
顆粒球は活性酸素をぶつけるべき侵入者が
来るはずだと準備して待っています。
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![ブイシマン](https://nagalife.com/wp-content/uploads/2021/10/無題496.jpg)
![](https://nagalife.com/wp-content/uploads/2020/06/無題715.jpg)
活性酸素は
細胞のDNAを傷つけることで有名です
普通はDNAが傷ついた細胞は
自分で死を選びます(アポトーシスといいます)
が、過剰に活性酸素が湧きすぎて
過剰にDNA傷ついてしまうと
アポトーシスを起こせない遺伝子を持った
細胞が生まれます。
そんな細胞のことを、がん細胞と言います。
自律神経ががんまで伸びることを発見
さらに!
岡山大学の研究チームは
乳ガンの増大に伴って
乳がん組織の中に
自律神経が伸びていくことを
発見しました。
![ブイシマン](https://nagalife.com/wp-content/uploads/2022/03/443-e1647997752643.jpg)
がんまで伸びた自律神経が
がん自体の増殖や転移に
強い影響を及ぼすのだとか。
さらに交換神経の密度が高い患者
群は副交感神経の密度が低い群に比べて
生命予後が不良だということがわかりました!
つまり常日頃
イライラしている人
時間に追われている人
プレッシャーが強い人
は、がんに侵されやすいし
侵されたときに病状が進行する
可能性が高そうですね!
まとめ
![ブイシマン](https://nagalife.com/wp-content/uploads/2022/03/443-e1647997752643.jpg)