分子栄養学

ベートーベンの難聴の原因は●●過剰症!

作曲家のベートーベンのことを知らない方はいないですよね?稀代の天才でありながら、だんだんと耳が聞こえなくなるというなんとも悲劇的な人物ですが、実はこの難聴、偶然かかってしまった病気ではなさそうなんです!

実はあるミネラルの摂りすぎで難聴になったんだとか!

今日はそんな恐ろしいミネラルについて、キレーション協会会長である満尾先生のご講演内容に基づいてお話します!

ベートーベンの耳を奪ったのは…鉛!

稀代の天才のベートーベン。ベートーベンの遺髪を現代医学で解析したところ、通常よりも異常に数値が高かったのは鉛の濃度!通常の人は1ppmを超えると基準値より高いと言われますが、ベートーベンから検出した鉛は基準値の

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とんでもない濃度の鉛が遺髪から検出されています。一説によると、ベートーベンはワイン好きだったそうなのですが、現在のような品質の高いワインではなく、甘味を添加するために酢酸鉛という成分を入れたワインだったのだとか。そのためワインが好きな人は必然的に鉛の体内濃度があがってしまったのです!

ローマを滅ぼしたのも…鉛!?

ローマ帝国は言わずとしれた中世の大帝国ですが、実はローマを滅びたのも鉛のせいなのでは?と言われています。

2016年のワシントン・ポストによると、ローマの建造物で有名な水道橋で使われている水道管はすべて鉛製。水の豊かな街・ローマですが、その水は鉛汚染をされていて、ローマの街中に鉛入りの水が運ばれていたため、鉛中毒者が多数いたのではないかと推察されています。

世界では常識!鉛は有害

ベートーベンにローマの話…鉛の被害なんて昔の話でしょ?と思っているかもしれませんがそんな事ありません。まさに今、現代において大問題になっているのが鉛の被害です。ATSDRという世界の有害物質をリストアップしているお会社の2019年レポートによると、世界のを席巻している有毒物質No1はヒ素ですが

今、世界が警告する最有毒物質のNo2が鉛!

実は鉛は世界だと非常に有毒であると認識されています。知らないのは日本だけ。アメリカでは国民の大半がこの事実を知っています。なお、No3が水銀です。さらに下位に入っているカドミウムをあわせて、この4つのミネラルは、4大悪者金属と呼ばれています。

現代人は鉛がたまりすぎ!

鉛が溜まっていると聞いてもピンとこないかもしれませんが、実際に私達の体にはものすごい量の鉛が蓄積しています。1979年のニューイングランドジャーナルに掲載された論文によると、マチュピチュから発見された骨に比べて

現代人の骨には700~1100倍濃度の鉛が含まれている!

さらに1991年の論文によると

1000年前のインディアンと比べると1000倍の鉛が骨に入っている

だそうです!人類はいまだかつてないほど体の中に鉛を保有しながら生きているといえますね!

「不具合ありませんけど?」そんなあなたへ

ミネラルが足りないとか、有害金属が多いとか、全くピンとこない方が多いのはそれもそのはず。ミネラルというのは崩れると体に影響が大きいので、多少は許容量があります。

ちょっとしたアンバランスでは不調は出ません。

症状としてはなかなか現れないことが多いですが、ある一定量をこえると一気に症状が現れます。よく、コップに溜まっていく水に例えられたりします。注がれる量をゼロにするのは難しいけれど、溢れてしまったら症状が出る。そのため日頃から気をつけてコップが溢れないようにする必要があるのです。

鉛が多いとどんな影響があるの?

子供と大人では症状が違ってきます。大人だと

10μg/dL程度で高血圧

20μg/dL程度で貧血

30μg/dL程度で聴力障害

が起きると言われています。鉛は骨に蓄積する特徴があるので、閉経後の女性が骨がもろくなるのと同時に溜め込んだ鉛が血液中に出てくることは有名です。もしかしたら、実家のお母さんの耳が遠くなったのは、単に年齢の問題ではなく鉛が関係しているかもしれません。

若返りのスペシャリストナース・長尾

鉛ってほんとに怖いんですよ!
次回は鉛がどういう経路で体にはいってくるかを説明しますね!

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