
たらこは【焼き】が1番

コンビニおにぎりの好きな具材ランキングで上位に入るたらこ。たらこは栄養源として非常に優秀な食材です。たらこの場合、加熱しても主たる成分は変化しない上に、なんと
レチノールの含有量が約1.5倍アップ
します。ぜひ、生のたらこよりも焼きたらこを選びましょう。
魅惑の成分・レチノール

たらこに豊富に含まれるレチノールはビタミンAの1種です。美容医療が好きな人でレチノールの名前を聞いたことない人はいないくらい有名な成分ですね。なぜそんなに有名かというと、
レチノールはレチノイン酸に変化して
肌のターンオーバーを促進させるから
です。レチノールは美容医療クリニックで処方されるトレチノインの素という事ですね。美容クリニックで処方されるトレチノイン、つまりレチノイン酸は肌に蓄えることができませんが
材料となるレチノールは
肌に蓄えることができます。
つまり、レチノールを多く含む食材をたくさん日ごろから食べていると、ターンオーバーが促進されやすく、美肌をキープしやすいのです!
魚卵はミネラルが豊富

魚卵には、ミネラルやビタミンが豊富なことがよく知られています。魚卵だけでなく、豆やごまや普通の卵といった生命の源になるようなものにはミネラルやビタミンが非常に豊富に含まれている事は有名です。
だって新しい生命が誕生する源ですからね!
親から子供への最初のプレゼントと言われるだけあって栄養価が豊富です。現代人は加工食品を食することが多いため、全体的なミネラルの不足が非常に懸念されています。ミネラル不足の問題点は、体を動かすための酵素を作ることができない点です。良質なビタミンとミネラルを一気に体に取り入れることができる魚卵はとてもお勧めです。
鮮やかではないたらこを選ぶべし



綺麗な色は添加物のおかげ

鮮度が命の魚卵ですので、普通ならば時間が経つとだんだんとくすんだ色になってきます。生き生きした色をしているたらこしか、みんな買ってくれませんよね。そのため、市販されているたらこはには黒ずむのを防ぐ目的で
【亜硝酸ナトリウム】が添加されている
ものが非常に多いです。亜硝酸ナトリウムは、明太子に含まれる【ミオグロビン】と反応して【ニトロソミオグロビン】になります。ニトロソミオグロビンはなんときれいなピンク色!なので明太子がきれいなピンク色のままキープされるんですよ!
実は発がん性物質になる

亜硝酸ナトリウムは反応性が高い成分なので、ミオグロビンだけでなくたらこに含まれる【アミン】という物質とも反応します。アミンと亜硝酸ナトリウムが反応すると、【ニトロソアミン類】という化学物質に変化します。実はこれが大問題。
【ニトロソアミン類】には
非常に強い発がん性がある
ことがしっかりわかっている成分なのです!
害がわかってて使ってる添加物


我々の健康を守る最後の砦だと思われている厚生労働省も、ニトロソアミン類の発がん性は十分に承知しています。そのため、
添加できる亜硝酸ナトリウム量は
国に厳しく制限されています。
しっかり制限しているから大丈夫と言いたいのだと思いますが…発がん性があるとわかっているもの、少しも口にはしたくないと私は思うのですが皆さんいかがでしょうか?

実際に、明太子やたらこなどの魚卵を頻繁に食べている人ほど、胃がんになる確率が2倍高いという調査結果が出ています。たらこやイクラが好きな人は、ぜひ成分表示を気にしてみてください。
まとめ
