腸環境が荒れて太る!
人工甘味料は逆に太る原因になると言われる理由は
血糖値の問題や腸内細菌の問題など
たくさんの関連因子について言われますが
最も興味深いのは
2018年のネイチャーに掲載された発表です。
なんと!マウスの実験にて
スクラロースという人工甘味料が
腸の炎症を悪化させていることがわかっています!
炎症があると太るメカニズム
炎症が起こる
↓
血液中に炎症性サイトカイン増える
↓
サイトカインはインスリン受容体の働きを悪くする
↓
あれ?インスリン足りない?と体が勘違い
↓
めちゃくちゃたくさんインスリン出す
↓
受容体の働きがまともな細胞はたくさん糖を取り込む
↓
取り込みすぎて脂肪になる
↓
太る
というのが簡単なメカニズムです。
ビタミンBも不足する!
人工甘味料は
腸内を炎症状態にして
環境を荒らすのですが
腸内が荒れると
腸内細菌のバランスが崩れて
これまで生き生き生きていた
腸内細菌が減っていきます。
その中にいた
ビタミンB群を作っていた腸内細菌も
激減してしまうかもしれません。
よく、ビタミンB群は
元気を出す時に飲むイメージがあると思いますが
それは
糖質・脂質・タンパク質を
エネルギーに変換するときに
ビタミンB群が絶対に必要だからです。
…気持ちの問題ではなくて、
化学式的に、なければ絶対に反応が進まないのです。
せっかく運動を頑張っても
脂肪が燃えないということです。
痩せたくて人工甘味料を選んでいることが
ダイエット失敗の原因かもしれません。
甘すぎて太る!
人工甘味料はすごく甘いので、脳が
この甘さ…
ものすごく血糖値上がりそうな予感!
と感じて
インスリンの大量分泌の準備をします。
しかし実際は
人工甘味料だと血糖値が予想よりも上がりません。
大量に分泌されているインスリンのせいで
血糖値が下がりまくります。
その結果
脳は下がりすぎた血糖値を補正するために
食欲を旺盛にします。
食欲爆発のせいで
通常よりも高いカロリー摂取につながるだけでなく、
急激な血糖値の上昇が起こります。
血糖値の乱高下は
太るだけでなく
糖尿病の原因としても注目されています!