カスタマイズ治療とは?
カスタマイズ治療とは、カスタマイズ治療研究会が提唱する新しいスタイルの美容皮膚治療のこと。【再現性のある画像を元に医師の診断に基づいて、その時の肌の状態にあった治療を提供する治療方法】と定義されています。
カスタマイズ治療を簡単にいうと
ちゃんと治療前と治療後の肌を比較して
ちゃんと詳細に医学的な変化を診断をして
ちゃんと今日の肌に何の治療が必要かを判断して
ちゃんと今日の肌に合う治療をすること
です!現在の美容医療のダメな点は、前回のお顔の写真と治療をして1ヶ月経った顔写真の比較をしない先生がいたり、詳細な診察がなかったり、今の肌に必要な治療よりも患者がやりたい治療が優先されることが多々あります。
現在の美容皮膚科の問題点
問題点1 ◯◯レーザー6回コース
まず一つ目は、コース販売です。6回でお買い得!と思って契約してしまう方も多いかと思います。例えば脱毛レーザーのように、今ある正常な毛を減毛するためならコースもありかと思います。でもしみ治療については間違い!クリニックとしては、確かに数回治療を受けていただかないと芳しい結果が出ないので、とにかく続けてもらいたい!という思いもあるかもしれません。さらにコースを組んだときのあなたの肌には、確かに必要な治療だったのかもしれないです。でも
数ヶ月後のあなたの肌に
その治療は本当に適切ですか?
問題点1 やりたい治療が安いから来院
もし自分が癌になったら、検査結果を医師が見て経験を元に「最善な治療はこれとこれ。」と指し示してくれますよね。そしてそれをきっと信じると思います。美容皮膚診療の世界は「私癌だと思うんで手術がしたいです。手術でお願いします♪」と患者さんが言い出し、余程NGでない限り提案を病院がそのまま受け入れるような状態です。癌だと思った根拠は本人の判断で、手術を選んだ根拠はどっかの誰かが治ったっていうネット情報です。これはもしかしたら「どうせぼったくてるんだろ?」という心理が働いて、「私は絶対騙されないわ!」と思っているのかもしれません。業界全体のこれまでの質の問題でもあります。
別の視点で言うと、「A・B・Cどれもおすすめです。値段はこれくらいですがどの治療がいいですか?」と選択を患者様に丸投げするクリニックもあります。明らかに医学的知識の劣る患者様に、お値段だけで判断を委ねて、本当にお肌は良くなるのでしょうか?
だからこそカスタマイズ治療!
正式なカスタマイズ治療は
価格が定額です。
本来の医療現場なら、何の治療をしても定額内に納めるというのはありえないです。高い薬剤を使えば高く、安い薬剤を使えば安い治療費になります。ただ、美容皮膚医療業界のこれまでのやり方のせいで、無益にお金を搾取されているのではないかと心配する患者様がいるのも確かです。その心配を払拭するために、定額制を取るクリニックが大半です。
具体的なカスタマイズ治療 準備編
治療前の毎回の写真撮影はマスト
カスタマイズ治療において、事前の写真撮影はマストです。ご自身の胸に手を置いて考えていただきたいのですが
先月の自分の顔のシミの状態、
色味や形まで鮮明に覚えてますか?
試しに下記の写真を見てください。実はトップ画像にあった写真と同じですがシミの様子が若干変わっています。どこが変わったかわかりますか?
きっとわからないと思います。人の記憶なんてそんなものなのです。でも、比較するとこんな感じ。向かって左が最初のシミの色、向かって右が変化したシミの色です。
すごく当たり前のことですが、治療をする前と治療をした後、必ずどこかに違いが出ていますが、これくらい横に並べて比較しないと、詳細な変化はわからないです。ましてや何十人も毎日診察している先生が、あなたの顔だけ写真に撮ったように覚えていて前後を比較できるなんて神業です!カスタマイズ治療では毎回必ず写真を撮ります。
毎回同じ条件で撮ることが大切
カスタマイズ治療ではお顔の写真を大事にしますが、大事なポイントは【毎回同じ条件で取られた画像】だということです。お顔の状態は、光の具合でシミもシワも見た目が変わってしまいます。 写真に影響する事(日光や角度など)をいつも同一条件にして治療前と治療後の写真を比べることで、そこで見受けられる変化は
光や角度は関係ない
前回の治療の変化だと判断できます。
もちろん肌診断機を使えば紫外線像という特別な画像が見えたり、ポルフィリン画像が見えたりとただの一眼レフでは見えないたくさんの特徴が捉えられます。でもまず大事なのは同じ角度、同じ光で写真を撮り続けることです。
具体的なカスタマイズ治療 診察編
写真撮影結果は診断→治療の決定に使います
カスタマイズ治療では治療を行う前の顔写真と、治療を行った結果しみやシワがどうなったかの写真を見比べて次の一手を決めていきます。
実は前後の写真の比較以外の方法で
あなたのメラノサイトの弱り具合を
判断することができません。
あるレーザーの口コミで、Aさんはとてもシミが良くなったのに、Bさんは全然良くならなかったと書いていたとします。これは
レーザーが悪いのではなく
治療を受ける側の肌の状態の問題が大半です。
長年の光老化、食生活、睡眠状態、運動状態、ストレス状態、基礎化粧品の使い方、洗顔方法、化粧の有無、クレンジングの使用etc…。治療を受ける側の状態を変化させる要因はまだまだあります。だからこそ
一人一人の細胞の状態に合わせた
治療の選択が必要なのです。
具体的なカスタマイズ治療 治療編
最初は月に1回いきましょう
こちらが学会で発表されていたカスタマイズ治療の肌状態の変化のグラフを模写したものです。私たちが追い求めている美しい肌を100%とした時、何ヶ月でどのくらい達成するかを示しています。
青線が7〜8割を占める普通のお肌の場合
赤線が2割程度を占める難治例の場合
です。
7〜8割を占める通常肌、難治例の肌、どちらにしてもカスタマイズ治療を初診時から6ヶ月までに月1回行っていくと最短で満足度の高い結果まで導けることがわかっています。なので、
最初の6ヶ月はきちんと毎月来院しましょう
6ヶ月目以降は1〜3ヶ月毎
年齢やその肌の状態にもよりますが、カスタマイズ治療をまず6ヶ月間行った後には
基本的には3ヶ月に一回を案内します
美容院をイメージしていただくとわかりやすいですね。美容院に毎月行って常に毛先をきれいにカットする人もいれば、ちょっと伸びてきた2〜3ヶ月毎に美容院にカットしに行く人もいます。どちらも正解ですが、より美しさを保っていられるのは前者です。
中には特別なメンテナンスをする人も
カスタマイズ治療は一定の金額の中で、今必要な治療を選択して、患者様に精一杯提供する方法ですが、中には薬剤費や材料費が高いものがあります。例えば、ヒアルロン酸、ベビーコラーゲン、スレッドリフトなどです。これは一定の金額でできないことの方が多いです。なぜならば
必要物品がそもそも高いので仕方ないのです。
また美容院の例えに戻りますが、髪がゴワゴワでしかたない人に、トリートメントやヘッドスパを何も言わずに無料でつけてくれる美容院なんてないのと同じです。より美意識が高い人はカラーやパーマやヘッドスパに高いお金をかけるのと同じで、よりレベルの高い治療を受けたいと思ったときは、きちんと適正金額を支払う必要があります。
まとめ
私はカスタマイズ治療が最も安全で最短で望む未来に近づくための方法だと思っています。是非6ヶ月間、人生変えるチャレンジをしてみてください。