2020.09.03 ファスティングを始める1〜2週間前からやるべきこと ファスティング この記事のタイトルとURLをコピーする ファスティングの成功は事前の準備にあり!今日はファスティングを始める2週間前辺りから気をつけておきたいことをご説明します! それは…カフェイン断ちです! 他の方法のファスティングを実践したことがあるけれど、その際には成功しなかったという方の中には 頭痛が辛くてファスティングが続けられなかった という方がいます。このファスティング中の頭痛を、ファスティングによる副作用と考える方がいますが、それは間違い!ファスティング中に起こる頭痛の大半の原因は カフェインをいきなりやめたことで起こる「離脱症状による頭痛」 です。 です。カフェインの摂取をやめたことで起こる離脱症状の頭痛はWikipediaにも載っているほど有名です!(Wikipediaの記事を見たい方はこちらをクリック)。カフェインは身近に溢れているので気に留めない方が多いですが、カフェインは立派な薬物です。 肝臓に無駄な仕事を与えないで、脂肪分解やデトックスに集中させる ことこそがファスティングのメインの目的なので、解毒が必要な物質にあたるカフェインは飲まなないようにします。不要な薬物の分解で肝臓の仕事を取られるのは非常にもったいないですね! こんな飲み物にカフェインは多い カフェインはいろいろな飲み物や食べ物に入っていますが、注意するべきものは コーヒー、緑茶、烏龍茶 紅茶、ココア、コーラ、栄養ドリンク が有名です。これらの飲み物はカフェインが多いし、更に飲む機会が多いのでついついカフェイン過多になりがちです。 デカフェコーヒーにはカフェインが入っています 「デカフェならいいの?」というご質問をよく受けますが、 デカフェとは「カフェインちょっと入り」という意味 です。カフェインはしっかり入っています。日本の規格では元々の豆からカフェインを90%以下まで除去すればデカフェと表記することができますから デカフェ=カフェイン10%入りドリンク と言いかえることも出来ます。ちなみにEUでは、デカフェと名のれる基準が厳しくて、カフェイン含有量がコーヒー豆中0.2%以下、インスタントコーヒーの場合は0.3%以下であるものだけが「デカフェ」と名乗れます。カフェインはほぼゼロなのですが、そこまでしてカフェインを摂らないだめなほど依存状態になっているのならば、これを機に依存症を克服しましょう!デカフェだけでなく、カフェインレスという表現も同じ意味で使われている商品があるので、念の為確実にカフェインの入っていない 「ノンカフェイン」の飲み物を選ぶようにしましょう。 カフェイン抜くなら2週間前から カフェインの依存症の離脱はおおよそ2週間で完了します。 なので、カフェインへの強い依存がある方はファスティングをする2週間前からカフェインを抜くのが一番Good!普段からそんなにカフェインを摂っていない方も、ファスティング前にできるだけ肝臓の能力を温存させておくと肝臓が元気な状態でファスティングに突入できるので、ふだんあまり摂っていない方は1周間前からカフェインを抜いておくと効果が出やすいです。 頭痛が起きたら緑茶を飲むべし 日頃コーヒーを水のようにごくごく飲んでいる方はカフェイン離脱症状が起きやすいです!急に全くカフェインを摂らなくなったことで頭痛が起こったり調子が悪くなったときは、薄い緑茶をまるで日本酒を飲むかのようにちびりちびりと飲んでカフェインを体に補充します。段階的に体からカフェインを減らしていくと離脱症状は非常に起きにくくなります!ファスティング中に離脱症状の頭痛が起こった場合も「緑茶ちびちび作戦」で頭痛を抑えることが出来ます。 この記事のタイトルとURLをコピーする 回復食は外食でもいいの? 前の記事 慢性炎症で太るメカニズム 次の記事 ブイシマン お元気戦隊ブイシマンです!看護師でアンチエイジング学会オタクです。 美容皮膚や分子栄養学などのアンチエイジング分野が好きすぎて学会に行きまくっていたら、お医者さんや看護師さんに学会の情報を聞かれるようになったので、ブログにまとめることにしたのがきっかけで書いてます。 勉強すると欲しいものが増えるのですが、なかなか世の中に納得いくものが見当たらないので、自分が欲しいものは全部製造して販売してます。 Twitter