ファスティング

たとえてみたシリーズ 〜ファスティングと冷蔵庫〜

やったら気持ちいいのにやるまでは腰が重い(笑)。まさにそんな方が多いのがファスティングです。今日はファスティングをご自宅の冷蔵庫にたとえてお話してみたいと思います。

冷蔵庫、何が入ってますか?

えー!全部はわからない!

そんなふうに思いませんでしたか?冷蔵庫は毎日使うものなのに、案外どんなものがどこに詰まっているか把握していない人が多いです。そして人によっては中身がパンパンだし、別の人はすっきりと何もない。そんなふうにかなり個人差があります。冷蔵庫はまさに

あなたの生き様(食生活)の縮図

です。そんな冷蔵庫はファスティングをイメージするのにうってつけ。

冷蔵庫はあなたの体そのもの

毎日毎日。ご飯を食べるために買ってきた新しい食材を、忙しい現代人はとりあえず冷蔵庫の手前にぽいっと放り込んでドアを閉めます。ある休みの日には、買い置き品をどさっと買ってきたりもしますね。入って使って入って使って…結局、冷蔵庫が自宅に備え付けられてから今に至るまで、完全に空になることはありません。

常に入って常に出ていくを繰り返します。

結局よく使うのは手前だけ

でもどんな大きな冷蔵庫を持っていても、結局くるくると回るのは手前の部分だけで、冷蔵庫の奥の奥に眠る謎の調味料に手が届くことはありません。冷凍庫には

「これ…いつ買ったっけ」

といいたくなる霜だらけの死蔵食品が鎮座しています。

そんな状態ですから、もちろん冷蔵庫本体のお掃除にまで手が届くことなんてありません。冷風が出る部分なんて年単位で触っていない冷風がうまく出ないせいで電気代がかさんでくる

ちりつもの毎日が

大きな不具合を生んでいる

この状況は私たちの体の状態によく似ています。

冷蔵庫掃除の準備(いわゆる準備食)

冷蔵庫を効率的に掃除しようと思ったら、まずやるべきことはできるだけ事前に賞味期限の切れた調味料や腐った食品を捨てたりして

とにかくいらないものを先に捨てておく

ことです。これはファスティングでいう準備食を行うことに該当します。冷蔵庫の使えないものを減らすように、ファスティング前では

準備食でできるだけ血液中の毒素を減らします。

血液中の毒素というのは、例えば食品に含まれる

添加物や人工着色料

などです。これは体の栄養になるわけではなく、体の中に入ったら肝臓によって毒物の一種として代謝されるので体に影響がないだけで、肝臓にとっては負担以外の何者でもないです。なお、

ファスティングの準備食でタンパク質を抜くのは

アンモニアができるから。

アンモニアはタンパク質が分解されて栄養として使われる過程で発生する化学物質ですが、アンモニアは体にとって毒物となる成分。タンパク質は体に不可欠な成分ながら、肝臓に負担をかける成分でもあります。さらに

カフェイン抜きはマスト

です。カフェインは、身近な飲み物に入っているのであまり意識されないと思いますが、実は依存性のある薬物の1つです。風邪薬の裏を読むと、カフェインが入っていますし、ウィキペディアにはカフェインの依存性について掲載されています。ファスティング中の頭痛について、好転反応の一種とおっしゃる方もいますが、ほとんどがカフェインからの離脱症状による頭痛です。

本格お掃除開始(いわゆるファスティング開始)

2日間かけていらない調味料をできるだけ捨てた冷蔵庫。今度は本格的に冷蔵庫の大掃除です。いつものように買いだめていてはいつまで経ってもきれいにならないので、

本当にその日に消費する

絶対必要な量だけを入れます。

本当にその日に消費するものというのは、ファスティングでいうところの酵素ドリンクの栄養成分と糖分に該当します。酵素ドリンクを使って

脳に必要な血糖値をぎりぎりのラインで供給する

のが最大の目的です。酵素ドリンクを使ったファスティングのほうが成功しやすいのは血糖値を安定させるのが野菜スムージーや甘酒に比べて簡単なのと

脂肪代謝に必要な栄養素が

十分量入っているから

です。『脂肪を燃やす』と、単純に考えたとき、とにかく運動すれば脂肪が燃えると思っている方が多いですが、脂肪を燃やすためには体内合成される化学成分をかなりたくさん必要とします。体内の化学成分の活性の中心はミネラルです。故にミネラルが足りなければ脂肪を分解する化学物質を作ることができません。ただし、この世に売っている全ての酵素ドリンクが代謝に必要な栄養素を含むわけではありません。

さらにお掃除(ファスティング中)

見通しがよくなった冷蔵庫は、これまで目に映らなかった奥のものが目に映るようになります。さぁ今こそ!

蓄えまくっていた死蔵食品(脂肪)を使いましょう!

死蔵食品こそが、我々の大敵である脂肪です。酵素ドリンクは脳に必要なエネルギーしかまかなっていませんから、活動に必要なエネルギーは脂肪を使ってまかないはじめます。

脂肪からエネルギーを作り出す要が肝臓です。

そのため、準備食で肝臓の負担を最大限に減らしてあげることが、脂肪を減らす近道となります。

なお、ファスティングをご指導させていただく際に上質な酵素ドリンクが必要ですとご案内するのは、
肝臓の負担になる添加物が入っているものを避けるためと、血糖値を一定に保って体に「脂肪を分解してエネルギーを作らなくちゃ」と思わせるため。そして脂肪が燃えるために必要な栄養素がガス欠だと結局脂肪が燃えないので、それを補う必要があるからです。

3日目からが本当の大掃除

死蔵食品生活を3日ほど行うと、冷蔵庫の中がすっかり空っぽになってきます。場所によっては何の食べ物も乗っていない段もあるかもしれません。こうなってからが本当の大掃除です。棚を取り外して水洗いしたり、調味調のねちょねちょを拭いたりできますね。

ファスティングでいうところの

肝臓が解毒に全力を出し始めた状態です。

基本的に体の有害物質は主に脂肪に蓄えられます。手術の際に太っている方の覚醒が遅いのは、使用した麻酔薬が脂肪に溶け込む量が通常体重の方よりも多いので分解に時間がかかるからです。脂肪の代謝が進むということはそれだけ

脂肪に蓄えられていた毒性物質が

血液中に流れ出ているということ。

それを肝臓がバキバキ解毒して体から排出していきます。これまでなかなかアプローチできなかった体の本当の汚れをお掃除し始める瞬間です。

ファスティングは5日以上がお勧め

とファスティング指導をご依頼いただいた方にお伝えするのは、ファスティングでしか叶わないこの体の大掃除を体験していただきたいからです。3日じゃもったいない!

ちなみに、アトピーの症状が強く長年ステロイド治療をされている方がファスティングをすると、一時的にアトピーが悪くなることがあります。これはファスティングの脂肪分解作用によって長年使った薬剤の蓄積分が一気に血中に出て皮膚のバランスを崩すのが原因と言われています。

5日以降は最大のメンテナンスに

冷蔵庫がからっぽであればあるほど、細かいところに目がいくようになるものです。冷風の出口や氷入れの隅々。今まで気にならなかったところも気になってピカピカにしたくなると思います。おかげで冷風も出やすくなって、効率的に冷たい冷蔵庫になりますね。

体の中において

ピカピカにお掃除するのは肝臓の役割です。

肝臓は本当に働き者で、全然サボろうとしません。アルコールやカフェインやタンパク質や添加物などの日頃の毒物がなくなったら、今度は体の奥底に眠る毒物をどんどんきれいにしたがります。実は

ファスティングの最もわかって欲しい効果は

普段到達できない毒物の排泄できることです。

ファスティングは体の奥底に眠る有害ミネラルの排泄を促します。ミネラルとは体のたった4%を占める物質です。その4%の椅子を競合するミネラルが争うように椅子を奪い合っています。

実は私たちの体はミネラルを基軸にした「酵素」があって初めて動くことができます。手を動かすのも、目で見るのも、ものを考えるのも、感じるのも、すべて酵素による化学反応なしには行えません。そして体の機能が正常に働くために必要な酵素に必要なミネラルが何なのかもわかっています。しかし、今私たちの体は

必要なミネラルは少なく

害になるミネラルが占拠している状態です。

例えば、ほとんどの方が、私たちの細胞の分裂に絶対に必要な亜鉛は絶望的に不足しています。その原因はカドミウムと水銀。この2つに追いやられて本来亜鉛が座るべき椅子に座れないのです。

同様に、ケイ素はアルミニウムに椅子を奪われて、ほとんどの方が少ない状態にあります。代謝経路の邪魔をするミネラルとして有名なのが水銀、鉛、アルミニウムです。この有害お邪魔金属を抜かないと、頑張っても代謝がまわらないです。

「歳をとって代謝が落ちたなぁ」の原因は

まさにここにあります。

ファスティングを57日行うと、宿便と呼ばれるべたっとしたうんちが出ることがあります。これは宿便ではなく、本当は胆汁の塊です。胆汁は体の金属の最も有効な排泄経路なのですが、通常の腸の状態ならば95%は再吸収されてしまいます。しかし!ファスティング中は停滞物が何もないですから、すとーんと胆汁がそのまま排泄されてしまいます。そのため

有害金属を抜くのに効果的な方法

それがファスティング!

「ファスティングは痩せ体質を作る方法」とご説明するのは「代謝を阻害している有害金属を効率的に出す方法」という意味です。

7日も経つと…

実際、私の指導の元7日以上のファスティングをされた方はわかると思いますが

もう何日でも続けられそうだ!

というファスティングハイ状態になります。

食事を作る食べるという時間から解放された余裕のある生活は忙しい現代人にとってすごく魅力的になります。やった人ならわかるはず。

もっと延長したい!

そういうお言葉をかなりたくさん頂戴しますが、やはりやりすぎは禁物です。糖質を絞って脂肪を燃やす生活が2週間程度続きますと、お腹の脂肪が減ったと喜ぶのは私たちだけで、実際体は

もしかして食べ物が手に入らない状態になったのかもしれない…

と一気に省エネモードに切り替え始め、甲状腺機能を著しく低下させます。それは脂肪が燃やすホルモンの分泌が抑えられた状態です。何事もほどほどがよいということですね。

大掃除が終わったら(いわゆる回復食)

冷蔵庫の大掃除が終わったら、日常生活が送りやすいようにまた買い溜め食品も買うことでしょう。そのとき食材を整頓して置いておけば、次開けたとき見やすいし使いやすいですよね。

回復食の3日間は最初の整理整頓にあたります

体の細胞も、これまで溜め込んでいた有害物質を出し切った状態にあるので、逆に言えば何でも入りやすい状態です。ここで上質なミネラルや栄養素を摂ることで、

細胞に開いたスペースに栄養素を入れ込むことができます。

これは細胞一つ一つの機能を取り戻すことにもつながりますし、体質自体を改善するためにも必要なことです。「回復食が何より大事」と熱弁するのはこのためです。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?実際、私はファスティング中に冷蔵庫を掃除します。あくまでもイメージですが、新しく食材を買ってこない所から始まり、不要なものを捨てて、隅々まできれいになっていると目で確認すると、心も体もキレイになった気がするからです。同様に、冷凍庫に何が入っているかを全て把握できなくなったら、私はまたファスティングを始めます(笑)もし今冷蔵庫に何が入っているかわからない方、ファスティングのやりどきですよ♫

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