不安は神経伝達物質によるものです
「クヨクヨ」や「しょんぼり」といった心の不安定さが、心から湧いて出てくる思っている方が多いですが、それは違います
心の動きは
神経伝達物質が作ります。
心の動きは、体内で化学的な物質が作られて分泌されて、特定の場所で受容することで発動しています。
人よりクヨクヨが多いorこんなにしょんぼりする自分やだなと感じた人は単に化学物質の過剰状態です。あなた自身が持って生まれた性格のせいではありません。
不安を起こすノルアドレナリン
ノルアドレナリンは不安な気持ちを起こさせることがわかっている神経伝達物質です。なのでノルアドレナリンの分泌が人より多い方は不安を感じやすい方、いわゆる不安症の方です。ノルアドレナリンがなかなか分解できない人は不安を感じる状態がずっと続くので、この場合はずっとクヨクヨもやもやしている不安症な方ですね。ノルアドレナリンの分泌が人に比べてすごく多い人は、ちょっとしたことでもすごく不安に感じてしまう不安症な方と言えます。
つまり
ノルアドレナリンの合成が少ない
or すぐに分解できれば
不安が減ります。
ノルアドレナリンはなぜ増える?
やる気スイッチ・ドーパミンが体に多いことはとてもいいことです!
問題はドーパミンがどんどこノルアドレナリンになってしまって不安が大きくなりすぎること。原因は、ドーパミンがノルアドレナリンに変換する際に使われる
【銅】が体に多すぎることです。
ミネラルにはブラザーイオンと言われるついになるミネラルがあるものが多く、シーソーのような関係を保っています。
体に銅が多いと聞くと銅を摂りすぎと思いがちですが、
亜鉛が少ないと
銅が過剰状態になります。
なお、現代人は絶望的に亜鉛が足りないと言われています。そのせいで心が不安定な人もとても多いんですよ!
亜鉛不足はなぜ起こる?
1・摂取量が少ないから
現代人は亜鉛不足が著しいと言われて久しいですが、その理由の1つは体に入ってくる亜鉛の絶対量が少ないためです。
加工された食事は、亜鉛だけでなくミネラル全般の含有量を少なくしてあります。理由はミネラルが多いと茶色になるから!時間が経っても茶色にならない野菜…たとえばカット野菜はミネラルを抜くことで茶色に変色するのを防いでいます。
2・吸収を阻害しているから
現代人が亜鉛不足になる大きな理由の1つにフィチン酸の摂りすぎがあります。コーヒー、オレンジジュース、カルシウム、小麦や豆類に多く含まれるフィチン酸は、亜鉛とひっついて、亜鉛が体に吸収されない状態にしてしまいます。
常時コーヒーを飲む人はミネラル不足に本当に要注意です。
加えて、加工食品に多く含まれるリン酸塩も各種ミネラルとひっついて吸収を阻害してしまいます。加工食品の摂りすぎは、ミネラル不足の体にまっしぐらです。
亜鉛不足を起こさないために
ドーパミンがノルアドレナリンに変換する際に使われる銅を減らすために必要なことは、体の亜鉛を増やすことです!そして、亜鉛を増やすためには
加工食品をやめて
食材から調理したご飯を食べること
とがとても大切です。
亜鉛が多い食品の代表は牡蠣やパプリカですが、亜鉛は全ての生物において細胞分裂に欠かせないミネラルです。なので、あえてミネラルがなくなる調理をしていたり、ミネラルが吸収できなくなる食生活をしていなければ最低限は確保できます。
ただし、あくまで最低限!より充実したメンタルや健康状態で過ごしたい場合はサプリメントで摂取した方が早いですね。今既に絶望的に不足している方も多いはずなので、まずはたっぷり補給するといいですね!